私の憧れの先生の本が出たので読んだので振り返り、ナレッジとしてブログを活用したいと思います。
まず、「学べない人」に共通することは、バイアスがかかっていることです。思い込みです。これがあるせいで、自分は学ぶにふさわしくないとか、学ぶ意味がないとか思ってしまう、そもそも学ぼうとしないのです。7つくらいバイアスが紹介されましたが、私が陥っていると感じているのは3つのバイアスでした。
1つ目は、学校バイアス「学びは学校や教育機関で」です。まだ一章しか読んでいないので後続が楽しみですが、私は人材開発・組織開発を学ぶためには、「大学院へ行く」とか「コンサルに転職する」といったバイアスにハマっています。これは改善の余地ありです。理由は、狭義の学びに囚われており、学びの定義を誤っていることにあります。もっと身近なところで学びが可能です。グループ内でナレッジ共有会をしたり、自らワークショップや講演会に参加したり、読書やYoutubeで学んだことを自己発信したり、ナレッジにまとめて日頃の生活に活かしたりなど、これも立派な学びです。
2つ目は、地頭バイアスです。私個人はそこそこ頭は良いと思っています。しかし、就活や受験の結果が思うようにです、転職や副業、大学院進学といったやや思い切った行動に対しての自信がないです。どうせ私の実力では落ちてしまうだろう。と思ってしまい、挑戦をしない癖がついています。これも伸び代が大いにありますね。このバイアスは若い人に多いらしいのでまさに自分にがっつり当てはまっています。自分への期待という、できるという自己効力感はもっと適正に再設定する必要があります。
3つ目は、現場バイアスです。中堅以上の人に当てはまっているそうです。私の上司にあたる人もがっつりこのバイアスに入ってしまっていると思います。また私も、座学で読書や大学で学んだことが、なかなか現場で活かせない、というか、そもそも活かすことができるポジションまで辿り着けないため、現場で学ぶことに重要性を見出してしまいがちだと最近思います。ここでは、AorBではなく、A and Bの捉え方を訓練すべきです。どう考えたってどっちも必要です。人間は白黒はっきりつけたがります。SMAPも嘆いています。だから、実践知と理論知はどっちもあった方が良い。むしろどっちもなくてはならない。という捉え方をしよう!
ここで余談だが、「そもそも活かすことができるポジションまで辿り着けない」も、「やりたいことのハードルを高いと見誤ってしまう」バイアスがあると振り返り感じました。これは大発見ですね。今後は、自分の思考を棚卸しする際には、バイアス探しを取り入れたいと思います。バイアスを解消するいちばんの方法は、自分がバイアスに陥っていることを知ることです。みなさんは生きている限りバイアスを無自覚のうちに刷り込まれています。100個以上はあるんじゃないですかね。ネガティブな意味で。それを1つずつ丁寧に自覚して、修正していくプロセスは全人類人間にとって必須タスクだと私は思います。「やりたいことのハードルを高いと見誤ってしまう」バイアス。さらにバイアスに私は気づいてしまいました。「・・・」あ、忘れてしまった。
いつもキャリアとかでモヤモヤすることの解決策を「目標が曖昧だから」「プロジェクトの仕事がつまらないから」「上司が信頼できないから」とかと思いますが、まぁそれはそれとして。せっかくなら生産的に未来の自分と今の自分ができるだけ幸せになるように考えた方が得だと思います。自己を深く探究するのが好きなので、答えはないですが、人の人生相談とかに乗るのは楽しいかもね。私かその辺の人よりかは、前向きに変化を促すことができるかもです。このように文言一つ一つにこだわるように日頃話している言葉にも気を遣おう。早くしゃべてつまづいたり、急所をつかれると本ん松店頭なので、ゆっくりで良いから相手から信頼を得られて、自分の目的が達成できるように!
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